アバターをアップロードする

このガイドでは、WWRのアバターをアップロードして使い始めるための手順を解説しています。

VRChatにアバターをアップロードするには、いくつかの準備が必要です。

Trust Rankを満たす

VRChatにアバターをアップロードするには、Trust RankをNew User以上にする必要があります。
Trust Rankが不足している場合は、VRChatをプレイしてNew Userを目指しましょう。

VCCとUnityをインストールする

アバターのアップロードには、VRChat Creator Companion(VCC)とUnityが必要です。
リンク先のガイドを参考に、VCCとUnityをインストールしておきましょう。

アップロード手順

お困りの際は、WWRのDiscordサーバーもご確認ください。

特にアナウンスのない限り、各パッケージは最新版を使用してください。
バージョンが古い場合、正常に動作しない可能性がございます。

プロジェクトの準備

アバターアップロード用の新規Unityプロジェクトを準備します。
プロジェクトの作成にはVRChat Creator Companion(VCC)またはALCOMを使用してください。

VRChat SDK 3.7.3 では、一部のアバターは正常に動作しません。

lilToonのインポート(PC向けアバターのみ)

PC向けアバターの場合、アバターの描画にlilToonシェーダーが必要です。
VCCを使用し、プロジェクトにlilToonシェーダーを追加します。

Modular Avatarのインポート(ASSY対応アバターのみ)

ASSY対応アバターの制御にはModular Avatarが必要です。
VCCを使用し、プロジェクトにModular Avatarを追加します。

Modular Avatar 1.9.9 から 1.9.16 までのバージョンでは、一部のアバターは正常に動作しません。

アバターのインポート

プロジェクトを開き、アバターのUnityパッケージをインポートします。
各データは購入履歴からダウンロードが可能です。

環境により、初回のインポートには時間がかかる場合があります。(最大10分程度)

プロジェクト内に過去のバージョンが存在する場合、データの上書きにご注意ください。
改変済みデータが消失する可能性があります。

フレームのないアバター

ノルムやドライエックなど、フレーム(素体)のないアバターは1つのUnityパッケージをインポートすればOKです。

アバターによっては複数のUnityパッケージが必要となる場合があります。
同梱のテキストも合わせてご確認ください。

フレームのあるアバター

G2シリーズなど、フレーム(素体)のあるアバターは、フレーム装甲・装備のUnityパッケージをそれぞれインポートする必要があります。

コンバージョンキットをご購入の場合、フレームは付属していません。
別途、購入履歴からダウンロードする必要があります。

シーンデータを開く

Project ウィンドウから、アバターのセットアップ済みシーンデータを開きます。

Assets/WWR/<Avatar Name>/Scenes/

アバターによって若干異なる場合がありますが、基本的には上記のフォルダに存在します。

アバターを改変する際は複製(Ctrl+D)したシーンデータで作業することをおすすめします。

アバターによっては、複数のシーンデータが存在する場合があります。
必要なものを選択してご利用下さい。

Laplace_Lepusレプス
Laplace_Lupusルプス
デザインが異なる例
Norme_PC拡張可能版(装備や装甲を取り付け可能)
Norme_Lite_PCPC向け軽量版
Norme_Lite_Mobileモバイル向け軽量版
機能や対応プラットフォームが異なる例

上記は一例です。同梱のテキストも合わせてご確認ください。

VRChat SDKのコントロールパネルを開く

VRChat SDKのコントロールパネルを開いていない場合は、メニュー(VRChat SDK > Show Control Panel)から開く必要があります。ログイン画面が表示される場合は、アバターをアップロードしたいVRChatのアカウントでログインしてください。

Allowed to publish avatarsという表記になっていれば、アバターのアップロードが可能になっています。

アバターの情報を入力

VRChat SDKのコントロールパネルをBuilderタブに切り替え、アバターのアップロードに必要な項目を入力します。

Nameアバターの名前
Descriptionアバターの説明(任意)
Content Warningsコンテンツに関する警告
(基本的には不要)
Visibility必ずPrivateとして設定
Avatar Infoの設定

サムネイルは以下のどちらかを選んで設定します(どちらでもOK)

  • Select New Thumbnail: PCに保存してある画像を選択して使用します
  • Capture From Scene: 現在開いているシーン(Unity上)で撮影します

アバターによってはコントロールパネルに警告が表示される場合がありますが、基本的には無視して問題ありません。問題が発生した場合はお気軽にお問い合わせください。

アバターのアップロード

確認チェックボックスにチェックを入れたら、Build & Publishボタンをクリックすることでアバターをアップロードできます。

初回のアップロード時は時間がかかる場合があります。

以下の点をご確認ください。

Unity

Unityのバージョンが適切でない場合、正常にアップロードができない場合があります。適切なバージョンはVRChatの更新により変更となる場合があります。

VRChat SDK

VRChat SDKのバージョンが適切でない場合、正常にアップロードができない可能性があります。古いバージョンをお使いの場合、スクリプトがMissingになったり、コンポーネントが破損したりする場合があります。

VRChat SDK 3.7.3 では、一部のアバターは正常に動作しません。

lilToon(必要なアバターのみ)

lilToonがインポートされていない、もしくはバージョンが適切でない場合、アバターの見た目が変わってしまう可能性があります。

Modular Avatar(必要なアバターのみ)

Modular Avatarがインポートされていない、もしくはバージョンが適切でない場合、正常にアップロードができない可能性があります。古いバージョンをお使いの場合、スクリプトがMissingになったり、コンポーネントが破損したりする場合があります。

Modular Avatar 1.9.9 から 1.9.16 までのバージョンでは、一部のアバターは正常に動作しません。

アバターのパッケージ

アバターに必要なパッケージが不足している場合、正常に動作しない・アップロードができない可能性があります。同梱のテキストをご確認ください。

上記をご確認の上、問題が解決しない場合はお気軽にお問い合わせください。

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